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こうちゃんママのお部屋

こうちゃんママのお部屋

入院中の記録

こうちゃんが生まれた日
入院中のきろく

こうちゃんが生まれた日とっても長~い1日でした。
そしてその日から始まった264日間にわたる入院生活の
もっと長い日々でしたそんなきろく

 

生後0ヶ月
ハート
アプガースコア(豆知識にあり)2点(重度の仮死)、脳内出血あり
病院に搬送されたこうちゃんは、保育器に入り、呼吸器に頼り、ほぼ毎日のように輸血(貧血のせいと血小板が少ないため)をし、3日生きれるかの山を乗り越え次は、1週間の山を乗り越えそんな繰り返しで毎日バイ菌や、薬と戦っていた。
肌は、どす黒い色をしていて、まだ肌がしっかりできていないので、触ると粘着テープの様に、くっついていました。
ママは、産後3日で退院して、毎日面会に通った。
まだ口から母乳を飲めないので、綿棒に、母乳を塗り、口の中に塗ってあげた。母乳に含まれる免疫を少しでも入れてあげられるのと子供の為に直接してあげられる事と看護婦さんに勧められて保育器の中の小さなこうちゃんの口に塗ってあげました。直接してあげられる事ができてうれしかった。
ママは、おっぱいが沢山でなくて「ママとして失格?」と悩む日々でも、どうしてもでませんでした。
でも、頑張るこうちゃんのためママは頑張った。
この頃こうちゃんは、病院にあるオムツじゃ大きすぎたので、生理用ナプキンをオムツにしていました。
上におねいちゃんがいて、面会にどうやったら通えるかが悩みでした。
実家もそばでなかったので、市の保育園へ入れたかったのですが、世間は厳しく、かなり辛い思いをしました。
なぜこういう時に助けてくれないのでしょう世の中は?
「病院に面会に行くことなど、保育園に預ける理由になりません」と言われた事もありました。
でも面会に行くことは、お金などには変えられない事だったので、無認可で、お金はかかるけど何とか保育園に行けました。
*生後2日目 622gの体重が465gに減った
*生後5日目 黄疸が出た
*生後12日目 おねえちゃん保育園へ行く
*生後17日目 やっと鼻から0.6mlの母乳をもらえた
*生後21日目 少し、呼吸器の酸素と回数を減らした
*生後27日目 体重590g

生後1ヶ月(入院1ヶ月)
ハート
産まれてやっと1ヶ月が過ぎても大きな変わりはなく相変わらずバイ菌と戦って、点滴、呼吸器を付けて保育器の中です。
体重も減ったり増えたりで、生理現象で減った体重もまだ戻らず、この月の前半は、500g台、やっと後半になり、600g台になるものの、相変わらず減ったり増えたりです。本当に大きくなれるのだろうか?ずっと大きくなるまで、生きてくれるのだろうか?不安で押しつぶされそうでした。
母乳は、3~4日に1ccづつ増やし、一日8回、1回の時間が、2時間かけて鼻のチューブから入れていました。
輸血もほぼ毎日です。
ママのおっぱいはほとんど出ないし、先のことを考えると不安でいっぱいになるし、目の前で頑張る我が子を前にしても何もしてあげられないし、と悩む毎日でした。
1ヶ月が経ち、やっとこうちゃんの産まれてきた現実を実感し始めた証拠なのでしょうが、考えれば考えるほど、頭の中はゴチャゴチャでした。
面会に行って、こうちゃんの顔を見ている時が唯一ホッとする時でした。
これから先まだまだ長く、乗り越えていかなければいけない事だらけだけど、こうちゃんは1日1日を頑張って「生きよう!」としている現実を大切にしてあげる事が、そして、しっかりと見守ってあげることが私達にできることのように思いました。
1日がこんなに大事だった事は今まで考えて事はなかった!でも今は1日の大切が大事さ感じている
未熟な私達にこうちゃんが初めて私達に教えてくれた事です。
*生後35日目 体重544g 薬を使ってもバイ菌を退治できないので、交換輸血をすることになりました。
           (交換輸血について⇒豆知識にあり)
*生後28日目 体重579g
*生後36日目 交換輸血2回目
*生後37日目 交換輸血3回目  交換輸血無事終了 おへそに入っていた点滴のチュウブが抜けました
*生後43日目 ママ始めてオムツ替えをする 
*生後55日目 体重707gやっと産まれた時より重くなりました ミルク7cc×8回

生後2ヶ月(入院2ヶ月)
ハート
呼吸器の回数や酸素の濃度も少しずつ下げてきたのに、上がってしまったり目に見えた進歩はなし。輸血も相変わらずしています。
ミルクを吐くのを目の前で見てしまい、苦しそうな顔を見ても何もしてあげられなかった自分に無力さを感じた。
でもうれしい事もあった 体重がわずかだけど増え始めてきた。
こうちゃんの顔をを拭いてあげられた。普通だったらなんでもないような事がむしょうにうれしかった。
大きくなっているのだろうか?前進しているのだろうか?イライラし悩んだりもするけど、我が子の生命力を信じてあげる事しかできなかった。
*生後56日目 体重684g
*生後70日目 体重888g
*生後63日目 少しずつ増やしてきたミルク吐いてしまい減ってしまった(昨日まで1回7ccだたのが3cc)体重800g
*生後83日目 体重724g ミルク8cc×8回 

生後3ヶ月(入院3ヶ月)
ハート
ママのおっぱいももうなくなってしまって、ミルクに頼るようになってしまったね。
体重も順調にやっと増えてるのを実感!でも相変わらず、輸血と点滴、呼吸器は欠かせません。
点滴と言えば、普通に針を刺しての点滴は、未熟児にとっては、かなりしんどいみたいです。
血管も細いので、すぐに漏れてしまって何度も何度も変えなくては点滴できません。頭の血管は割と良いみたいだけどそれでもあまり持たなくて、そのせいで、貧血も進むはで、悪循環です。
そこで、股のところを切って、動脈に直接点滴用のチューブを心臓近くまで入れることになりました。
これをすることによって、点滴はスムーズになるし、点滴を何度も指しなおさないので、痛い思いは減るけど、
血管を1本つぶす事になるので、下手すれば、足が壊死してしまう恐れもあると聞き、迷いましたが、命には変えられないとお願いしました。
*生後84日目 体重823g
*生後91日目 股を切り点滴用のチューブを入れました
*生後103日目 体重950g 初めて保育器から少し出してパパとママミ抱っこされた
  (まだ呼吸器はしたままだけどタオルミに包まったこうちゃんを抱っこできて言葉にできないほど感動したよ)
*生後105日目 呼吸器の回数がゼロのなった
*生後110日目 体重が1000g越えて、1024gになりました ミルク1回8cc×8回
*生後111日目 体重1032g

生後4ヶ月(入院4ヶ月)
ハート
*生後112日目 体重1079g せっかく呼吸器の回数がゼロになっていたのに、少し苦しくなってしまって、少し酸素 を入れてもらいました
*生後118日目 第2の誕生日(予定日だった日)を迎えました
*生後139日目 体重1215g

生後5ヶ月(入院5ヶ月)
ハート
*生後140日目 体重1210g ミルク11cc×8回
*生後141日目 呼吸器卒業! 点滴が1本になりました
*生後154日目 点滴卒業!
*生後167日目 体重1578g 初めてカンガルーケアをしました

生後6ヶ月(入院6ヶ月)
ハート
*生後168日目 体重1588g ミルク25cc×8回
*生後172日目 せっかくミルクの量も順調、点滴も酸素も卒業していたのに少し逆戻り!ショック!
*生後195日目 体重1536g ミルク28cc×8回

生後7ヶ月(入院7ヶ月)
ハート
*生後196日目 体重1562g ミルク28cc×8回
*生後207日目 体重1840g コットンに出ました(保育器卒業!)
*生後213日目 初めておねいちゃんとご対面
*生後218日目 始めての眼科の受診 未熟児網膜症と言われました
*生後222日目 ミルクが自然落下になりました 体重が2000g超えました(2003g)
*生後223日目 初めてNICUの外に行きました(産科までお散歩) 体重2016g ミルク36cc×8回で自然落下

生後8ヶ月(入院8ヶ月)
ハート
*生後224日目 体重2012g ミルク38cc×8回で自然落下
*生後229日目 ミルクを口から始めて飲みました(38ccの内口からは1cc飲みました)
*生後231日目 産科のお部屋でリハビリをはじめました
*生後243日目 初めてのクリスマス! 体重2316g ミルク42cc内、口から38cc
*生後245日目 ミルク全部口から飲めるようになったよ(42cc)
*生後250日目 新年を病院で迎えました!ミルク上手に飲めるようになったよね
*生後251日目 体重2342g ミルク1回48ccを哺乳ビンで飲んでます

生後9ヶ月(入院9ヶ月~退院)
ハート
*生後252日目 体重2362g ミルク48cc
*生後254日目 退院の日が決まり準備をはじめました 外は寒いので少し心配!
*生後264日目 体重25645g 祝!退院!
          まちに待ったこの日!一生忘れない日です。
          ここまで長い長いNICU生活!春に生まれたこうちゃん          もう冬でしかも,年が変わっている
          でも、本当にうれしい!
          まだまだ小さいけど、よくここまで頑張ったよね!そ          の頑張りは誇りに思います。
          そして、沢山の先生方、看護婦の皆さん他、本当に温か          く見守ってくださって
           ありがとうございました。
          皆さんに支えられたこといつまでも大切にしたいです
          そして、沢山の方々に心配していただき、本当に感謝          します。
          皆のあたたかい気持ちに支えられ、励まされました。           ありがとうございます。
          みなさんに、この日を報告することができ、
           感無量です。



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